flower of the day 三つの願いを込めて
◉ランの花いろいろ / orchid / パフィオペディウム / デンファレ / エピデンドラム / オンシジューム
今日4月21日は英国女王エリザベスⅡ、生誕の日。
1926年4月21に誕生し、昨年2022年の秋、96年の生涯に幕を閉じられました。
英国王室の話題となると、つい気になるのが”花への想い”です。
そのひとつに、エリザベス女王Ⅱのウェディングブーケがありました。
21歳で結婚、25歳の若さで女王の在位に就いた女王エリザベスⅡ。
結婚式にはどんな”想い”でブーケを手にされたのか。
花をとても愛したとされる彼女が1947年、
ウェディングブーケに選んだ花は
”3つの願い”を込めた3種類のランだったそうです。
LOVE(愛)、BEAUTY(美)、STRENGTH(強さ)
”Love, Beauty and Strength”
選ばれしは、当時ではとても貴重な3品種でした。
カトレア(cattreya)
オドングロッサム(odontoglossum/スイセンラン)
シプリエディウム(cypripedium/現 パフィオディウム類)
彼女は結婚に、ひとりの女性として、
次期女王として、
どのような思いでランたちを見つめていたのでしょう。。。
”Happy Jubilee ma’am, and thank you… for everything”
phrases quote by #パディントンとエリザベス女王Ⅱの会話 #Paddington bear had tea with the Qeen Elzabeth
flower of the day 花の名は、種の色。
◉ニゲラ (ブル-イスタンブール) / ニゲラ(ペルシャンブルー) / Nigella / クロタネソウ
野の花ブーケの立役者
花も実も種も、まるごと人気者
「ニゲラ(Nigella)」、
名前の由来はラテン語のNiger=黒い
何が黒いのか、種が黒いんですね。
だから和名も「クロタネソウ」。
シンプルな名前の一方で、活躍はなかなか華やかです。
開花から結実し、種を落とし、ドライになるとまた味わい深く、
繊細な見た目からも、ナチュラル感やオシャレ感を演出してくれるニゲラは、ブーケのアクセントにも人気ですが、インテリアやファッションコーデの場でもさり気なく添えられていたり。
ブルー、パープル、ホワイト、ピンク…
淡くグラデーションがかった独特な色合いも素敵ですね。
花が繊細な針のような葉に覆われ、霧がかかったように見えることから、
『Love in Mist(霧の中の恋人)』との別名も。
pick Up!
そして”ニゲラ”は、
食の世界ではスパイスの一種としても有名。
ニゲラの種を擦って作られる、香りも歴史も深いスパイス。
強力な抗酸化作用や整腸、食欲増進、ダイエット、美肌パックect…、
とにかく「死んだ人以外は何でも治す」薬効で不老不死を叶えるとまで言われてきた歴史あり。
古代エジプトでは、ミイラの体面にニゲラを塗り込んで、美しく?保存していたそう。
ちなみに、ニゲラの中でも特定の品種の種がスパイスになるわけで、
観賞用の花の種を味見とかは危険なのでやめましょう。
黒い種、ニゲラ。背景が意外と深かった、というお話でした。
さて今日は、月が満ちてゆく始まりの日…
新月です!
It’s a new moon day!
気持ちをリセットして、なりたい自分をイメージすると良いそうですよ。
「すべての冒険は、最初の一歩が必要なんだ」
”Every adventure requires a first step.”
phrases quote by #チェシャ猫 #不思議の国のアリス #Alice in Wonderland #The Cheshire Cat